今期初のバラージラーメンは明日のスフランから

Bun

2011年11月10日 18:01

毎年冬になると裏メニューとして登場するバラージラーメンですが、いよいよ明日のスフラン(19:00から営業する月2回のBarタイム)でお出し出来るようにまずは館長特製チャーシューを仕込み中です。

浜松産の葱を使い、じっくりことこと柔らかく味が染み込むまで煮込みます。

まずは明日金曜日夜と、土曜日、日曜日分を作る予定ですが、なくなり次第終了です。
大分秋らしくなってきましたのでラーメンで体を温めるのはいかがでしょうか!

ところで毎年バラージラーメンとは何ですか?という質問を受けますのでここで簡単に説明しておきます。
ギャラリーバラージの鈴木館長は平成21年まで天竜区阿多古にある阿多古館を経営されていました。旅籠として発祥した阿多古館は150年の長い歴史があります。旅館の経営自体は20年ほど前にやめ、その後は鮎料理専門店として経営されていたのですが鮎の甘露煮を作る時に出る出汁を使い鮎ラーメンとして提供されていたことがあるのです。このラーメンが絶品とファンが多く長い間愛されていたのですが、阿多古館を閉め、そして現在はギャラリーバラージを運営している訳ですが、当時のラーメンをなんとか再現できないかと試行錯誤して生まれたのがバラージラーメンです。鮎こそ入っていませんが(もし入れたらラーメンが千円以上になってしまいます)、天竜産の椎茸や地元の野菜を使って出汁をとり、鶏ガラを加えたスープは上品な旨味があります。醤油味と塩味がありますが、いつも両方がある訳ではありません。スープがなくなり次第終了してしまいますし、ラーメン屋ではないので蓮華もありませんがご了承ください。
あっさりした味は癖になりますよ。この機会に是非ご賞味ください。
尚、明日のBarスフランではチャーシューもおつまみとしてもお召し上がれます。

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