「私たち『そうじのじかん』を作った者です」と名乗ってくださったお客様。
そういえば、カウンターに置かれているショップカードやらフライヤーやらの一角を見て「うわ〜こんなところに置いてもらって嬉しい」と仰っていたような・・・。
この写真に映る冊子が『そうじのじかん』です。
アズマ工業さんが広報用に作られたもので「丁寧」や「綺麗」をキーワードに毎号対談が綴られているのですが、内容は品があって読み応えがあります。これを読むと日頃ずぼらな自分を省みてしまう。

ボクがこの冊子に出会ったのは紺屋町の
キルヤさん。キルヤの店頭で見掛けて手に取りぱらぱら・・・店主のノリコさんに「良く出来た冊子」ですね、と言ったところ、「たくさんあるから持って行きますか?」と聞かれて数部いただいたのでした。そしてそれを早速置いたところPhotoCafeにいらしたお客様が手に取って、編集部にメールをされたのだとか。そのメールが嬉しくて編集部の方がうちにいらしてくださったという訳でした。まさにご縁。面白いですね。
「こんな素敵な店に置いてもらえて嬉しい、感激です!」と恐縮してしまうようなことを言われてしまいましたが、こちらこそこんな素敵な本を作られた方とお会いできてとても嬉しかったです。
vol.1には「暮らしの手帖」編集長の松浦さんへのインタビュー記事があるのですが、その中の一節が心に響きました。「ていねいの僕の解釈は『ひとつひとつに心をこめる』ということ。悲しいけれど、たいていのことは心をこめなくたってできるんですよ。心をこめなくたって、お茶はいれられる。でも、心をこめていれたお茶を自分でも飲みたいし、人にも飲んでもらいたい。ひとつひとつに心をこめれば、一日を終えたときの気分はまるで違う」〜そうじのじかんvol.1より引用〜
vol.1、vol.2ともにたくさんいただいたので、興味のある方は手に取ってご覧ください。