藤田明鉛筆画展"Time Travel"のご案内

◎2013年1月後期のギャラリーバラージの展示は、藤田明鉛筆画展"Time Travel"です。
藤田明鉛筆画展Time Travelのご案内
(C) Akira Fujita All Rights Reserved.
会期:2013年1月15日(水)〜 31日(木)
会場:Gallery Barrage
以下藤田明さんのWebサイトから引用します。
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個展"Time Travel"と出品作について
子供の頃から天文学や考古学に興味がありました。
天文学と考古学は全く違う研究分野のようですが、実はそうでもないんです。イギリスのストーンヘンジや、エジプトや南米の古代文明のピラミッド、アイルランドのニューグレンジやナウスなどといった世界各地の古代遺跡は、星や太陽や月の運行と深い関係があることが分かってきています。

どちらの分野も、近年新しい技術の進歩と分野の垣根を超えた学際的な研究によって飛躍的に研究が進んで、僕らが学校で習った知識もどんどん覆っていて興味が尽きません。

僕はピカソやシュルレアリズムの画家たちや岡本太郎さんなど、原始美術や民族美術からインスピレーションを得た20世紀の巨匠から大きな影響を受けてきました。そんな僕の中では、天文学や考古学の世界もそれらの現代美術と渾然一体のものとなってしまっています。

ハガキのデザインに使った『星に祈る(2)』は水彩鉛筆で格子状に付けたシミを出発点に空想を拡げて描いていったものですが、そこにそういった興味が重なっていったもののようです。実物を見ながら写しとるのではなく、紙の中から鉛筆で発掘するようにして描いていったものです。

天文学や考古学の世界に思いを馳せるように、絵を描いている時、僕は自分の過去の記憶を遡ったり、未来に思いを馳せたり(あるいはまだ存在しない不安に怯えたり)、今現在の等身大の自分自身に戻ってきたりすることになります。それはある意味、「時間旅行 Time Travel」のようなものと言っても良いのかもしれないなあなんて思います。

写真館付きのカフェに併設のギャラリーという場所がら小規模な個展ですが、新作のほか近作からセレクトして全20点ほどで構成したいと思っています。どうぞお楽しみに。
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